バレンタインSP  合同企画

すべてのあとがき

すべてのあとがきです。

今回も、クリスマス合同企画のメンバーで、バレンタインもやろうという話を某所で話して、

素晴らしい実現が出来たことを光栄に想います。

某所で、ほぼ毎晩密会して、ガールズトークや、話の内容を、素晴らしい想像力で、書き上げたりと楽しかったです。

アップが遅れてしまい、申し訳ないです><

アップの前日、PCの不具合が生じ、所々、話飛んでますので、同じ記事を読んでくださいね><

ベン瑠、次帆、一樹の順に、男子視点、女子視点と呼んで下さい><

私以外、皆さん体調を崩されたりとかして、本当に心配でしたが、皆さんの素晴らしい文章力が凄いと改めて想いました。

健康が一番と、しみじみ想いました。

ベン瑠璃→ほぼ某所で、話した事をまとめました。

詰め込みすぎ?ベン瑠璃は可愛いですよねw

凛の王子様は、一磨以外のフリーです。

翔太の、お姫様もフリーなので好きな相手入れて読んでみてくださいねw

瑠璃の小悪魔らしさ、ベンの可愛らしさが出てればいいなと想います。

次帆

初CP,次帆。玲奈さんの詩を元に、大分省いたり砕きました。

今回ちょっと難しくて、私なりの解釈しました。

でも、情景をインプットしながら頑張りました!!

次帆は、お互い努力家で、次元は優しくて、しっかり者ですよね!!

次元らしさが出てるといいな。

一樹

初の一樹です。コンパクトにまとめました笑

一樹は、描いてて楽しかったです。

一磨の照れや、優しさが出てたらいいなと思っています。

           

           合同企画の感想

今回も、素晴らしいお三方と、一緒に執筆できて嬉しいです。

私以外、本当に体調を崩されてしまったりして、あわわな状態でしたが、当日には、元気になられてよかったですw

コウにゃさんのベン瑠璃には、甘くラブラブな感じが滲み出ていて、玲奈さんには、謎を少しでもなくしてもらって、帆乃香の可愛くちょっとオトナな感じの次帆が良くて、

ひめさんは、樹音の乙女な気持ちや、青春リクエストの2つ、世界中の誰よりきっとと、ドリカムの未来予想図Ⅱが盛り込まれてて、オトナな感じの一樹でw

後、友情出演で、勇気も出てきたりと心理描写が上手いなと改めて思い、皆さんの素敵な文章力に、私も頑張ろうという気持ちが、湧き上がり、私も、拙い文章ながら、自分の描く小さな、それでいて、ちょっと甘く優しい、暖かい、そんな気持ちになっていただければという気持ちで、ノートに、書き込みました。

チョコレートのように甘く、そして素敵な恋をしてる方も、まだまだ、そんなのしてないよって方も、片思いだよって方も、この合同企画の小説、詩を読んで、優しく暖かい気持ちになっていただければ幸いです。

感想等も受け付けていますので、お気軽にどうぞw

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世界中の誰よりきっと  後編

収録後の楽屋。

窓際のアイツの指定席へと、まっすぐに向かう。

真剣な横顔、見つめるだけで、ドキドキが止まらなくて。

大好きだったあの人が、弟みたいに可愛がってた一磨のことを好きになったのも…

きっと、偶然なんかじゃない。

心のどこかで…もうずっと前から気づいてたんだ。

一磨が憧れてたあの人は、樹音にとっては多分…初恋の人。

初恋は実らないもの。だけど、あの人が残して行ってくれたのは…

…大切な、大切な気持ち。

笑っちゃうくらい愛しくて、ちょっぴり切なくて、だけど凄く嬉しくて。

そばにいたから、気付かなかったの、見えなかったの。

だけど…やっと解ったから。

樹音は、一磨が好き。

思い描いていた理想とは、かけ離れた王子様。

そのことに気付かせてくれたのは、やっぱり大切な仲間たち。

勇気をくれた帆乃香、力を貸してくれた樹里亜。

それから…もう一度、深呼吸をひとつ。

大丈夫、きっと上手く行くよ。

大丈夫…!!

「一磨」

そっとチョコレートのカゴを机に置く。

ビックリした顔で、見上げる一磨。

「はい、あげる」

「俺に?」

「…手作りだよ」

「え、マジで?」

「頑張ったんだから」

一磨のため、だよ?

「…ありがとう」

手作りチョコ貰うのなんて初めてだとか、ビックリしたとか。

耳まで真っ赤にしながらワタワタ言ってる一磨が、嬉しかった。

特別な言葉なんか何もなくても、それがきっと一磨の気持ち。

「どういたしまして、気に入ってくれて…よかったあ」

一磨の笑顔に、全身の緊張が解けてった。

その笑顔だけで、満足なんだ。充分すぎるくらい幸せだから。

だからね…樹音も…特別な言葉は何も言わない。

まぶしい季節が黄金色に街を染めてキミの横顔そっと見つめてた…

あの頃、見上げていた横顔

その隣には、いつもあなたがいた。

…あれから3年。

相変わらずそばにある、同じ笑顔に。

無邪気にじゃれあってたあの頃を重ねてみる。

恋なんて、まだ知らなかった、幼い憧れ。

あれから3年。

伸びた背の分だけ、ちゃんとオトナになれてるのかな?

沢山の事を経験して、色んな感情を知って。

恋する気持ちも覚えた。

愛しさも、切なさも…これから先もずっと…

世界中の誰よりきっと、いつまでも熱い夢を追いかけて。

この想いを、ずっと抱きしめていたいから…。

もう、樹音を置いていかないでね?

ずっと、ずっと…

一磨の隣で笑っていたいって、強く強く、心の底から願うから…。

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世界中の誰よりきっと  中編

※※※※の部分

「樹里亜は、誰にあげるの?」

「えっ…」

帆乃香を待つ、調理室。そういえば、まだ聞いてなかったんだよね。

「樹音ちゃんは?」

「樹音は…笑わない?」

「あ、待って!…当てていい?」

「ええ~わかるの?なんで?」

ふふっと樹里亜は微笑んで、

「だって多分…樹里亜と一緒だから」

「ええっ、樹里亜も一磨にあげるのっ?」

「違うよ笑」

ていうか、勢いで言っちゃったじゃんっ。

「樹里亜もね、憧れてる人と、好きになった人は別の人だから」

「それって…」

「理想と現実は、全然違うんだなあって。樹音ちゃんも、そうなんじゃない?」

そう言って、ふわりと微笑む樹里亜。

そう…なのかな。

理想と現実。憧れ…。

理想のタイプにぴったりな勇気を好きだと想ったのは、憧れで。

理想とかけ離れた一磨が気になるのは…それが樹音の現実だから?

手際よく調理器具を並べながら、幸せそうな樹里亜の横顔に、なんとなくだけど、その答えが見つかった気がした。

「遅いね、帆乃香…」

時計を見上げたその時、勢いよくドアがパタンと開いて帆乃香が飛び込んで来た。

「はあ~…何とか逃げ切れた…」

に、逃げ切れた?

「帆乃香、遅いよっ」

口調は怒ってるけど、にっこり笑顔の樹里亜。

「どうしたの?何かあった?」

「だってな、メロディーと瑠璃に会ったんやから…」

「えっ、瑠璃来てるの?」

何で?ともう一度、疑問を口にするより先に、また勢いよくドアが開いた。

「来ちゃったあ♪」

相変わらず、頭のてっぺんにお花でも咲いてそうなほわほわした笑顔で現れた瑠璃。

その後ろには、メロディーも。

「ほらね、やっぱりチョコ作ってた♪」

何だか得意げなメロディー。

「やっぱりって?」

「あのね、あま~い匂いがしてたから」

匂いだけで、辿り着いたのか…さすがメロディー…笑

「ねえねえ誰にあげるの?瑠璃も見てていい?」

無邪気に覗き込んでくる瑠璃に、場の空気も和むよう。

いいよ、と瑠璃に笑いかけて、

「じゃ、はじめるね?」

と、樹里亜は、ボウルを手に取った。

生まれて初めての手作りチョコレート。

湯せんでヤケドしかけたり、ボウルを落っことしそうになったり。

ドラマや少女マンガみたいに、スムーズに手際よく作れるわけもなくて。

樹里亜が作ってくれたあのトリュフチョコには、きっと味も見た目も及ばないけれど…

それでも、想いを詰め込んで。

”手作りチョコは味やない、ハートで勝負なんやで!”

あの時の帆乃香の言葉を信じて、樹音は最後のチョコをカゴに詰めた…ー。

「出来たあ~!」

帆乃香も、樹里亜も。そして瑠璃もメロディーも。

みんなみんな満足げな笑顔。

…きっとね、みんな上手く行くて信じてるよ。

「メロディーは、ここで食べてるから、みんなは頑張ってね~」

残ったチョコを幸せそうにつまみながら、笑顔で見送ってくれるメロディー。

お互い、成功を信じて。笑顔で手を振って、樹音たちは調理室を後にした。

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世界中の誰よりきっと  前編

一磨×樹音    樹音視点

「はい、一磨の分」

お昼休みの楽屋、今日は早起きしちゃったから、なんとなくね。お昼を皆に差し入れてみた。

差し入れって…おにぎりなんだけど笑

皆わいわいと喜んで食べてくれてるから、とりあえずホッとしてぐるっと楽屋を見渡すと、窓際の机に一人。

ペンを片手に難しい顔して、ノートとにらめっこしてる一磨の姿が目に入った。

おにぎりの山から二つ手にとって、一磨のとこに向かう。

よほど、真剣なんだろう、樹音が近づいてるにに気づきもしない。

「一磨」

「ん?」

「休憩しない?」

「ああ、もう昼休みか」

「何書いてたの?」

「ああ、これ、漫才部のノート」

「もう終わったじゃん、漫才部」

「まあ、そうなんだけどさ、何となく…」

「…見てもいい?」

おにぎりを渡しながら見ると、快くいいよ、と返事が返ってきた。

「お、焼きタラコ♪」

「好きなんでしょ?」

「うん、好き」

ー…好き。

…ああ、まただ、最近の樹音は、どうかしてる。

一磨が”好き”って言ったのは焼きタラコなのに。

この間からおかしいよ、何だか気になる、一磨の何気ない一言、何気ない仕種。

最近収録で一緒になる事が多いからとか、中学生SPだの、セレ部だの…何か恋バナする機会が増えたからとか、色々思い当たる節はあるといえば、あるけれど。

それなら裕太だって、ずっと一緒だし。

何で…一磨の事がこんなに気になるんだろう。

「…なに?」

おにぎりを頬張りながら樹音の視線に疑問を浮かべる一磨。

「な、何でもない」

ちょっと動揺して、慌てて手元のノートに視線を移してごまかした。

小さな字で、ギッシリとセリフや注意事項が書き込まれたノート。

改めて、一磨と拓巳が、どんなに真剣にこの部活動に取り組んで来たのか解って、樹音は胸が熱くなった。

隣で美味しそうにおにぎりを頬張る一磨の横顔を、そんな事考えながら、そっと見つめてみる。

スッと通った鼻筋、大きな黒い瞳。

…黙ってれば、結構キレイな顔立ちしてるんだよね、一磨って。

いつの間にか、すっかり男の人って感じの横顔になっちゃって。

出会った頃は、可愛いおチビさんだったのにな。…ま、それは、お互い様か☆

あの頃は二人して、いっつも勇気の後ろくっつきまわしてたっけ…。

セレ部で、言っちゃった、樹音の理想のタイプ。

バスケやってて、ロングヘアで…

それって勇気センパイの事じゃない?て放送後に真っ先に指摘してきたのは一磨だった。

勇気、か。懐かしいな…なんて、一人で微笑んでみる。

「そーいえば、もうすぐバレンタインじゃん」

一磨の声に現実に引き戻される。

自分から振るか、その話題…と思いつつ。

無視するのも可哀想だし、一応乗ってあげる事にした。

「その前に一磨は誕生日だね」

「お、覚えてくれてたんだ、さすが樹音!」

「一応ね」

「一応…ね」

「…なによ」

「これも、一応?」

そう言って食べかけのおにぎりを指差す一磨。

かあっと頬が熱くなる。

「そっそうだよ、一応、自分の好きな具が入ってる方が嬉しいかな~って思っただけだから」

「ふ~ん…俺が焼きタラコ好きって覚えてくれたんだ、一応」

”一応”にやけに力を入れてニヤニヤしてる一磨。

なんか悔しい。樹音の気持ちを見透かされてるみたいで。

「あ、誕生日もだけどさ、バレンタインもよろしくね?」

ほら、まただ。

一磨は、一体どんなつもりで言ってるんだろう。

一磨の気持ちが見えないから、こっちも何も気づかないふりして返す。

「はあ?なんで樹音が」

「裕太から聞いたんだけどさ、樹里亜の手作りチョコ、美味しかったんだって?」

「…だから?」

「俺も食べたかったのに、トリュフチョコ…」

「なら、樹里亜に頼めば良いじゃん。言っとくけど、樹音は、おにぎりしか作れないんだから。無理無理」

「だよな~」

そう言って納得されるのもなんか悔しいな、なんて思っていたら。

「けど…俺は樹音のが欲しいな」

「へっ…」

「手作りじゃなくても良いからさ、チョコよろしくな!」

そう言って、樹音の頭を軽くポンポンっと叩いて微笑む一磨。

「おにぎりうまかった、ごちそうさま」

そうニカっと得意のスマイルを残して、一磨は楽屋を出て行ってしまった。

残された樹音は、暫く動けないでいた。

えっと…とにかく、頭の中を整理しよう。

今の一磨の言葉は、どういう意味?

ー…樹音のが欲しいな。

それは、友達として?それとも特別な存在として?

「もうっ!」

解らない、一磨の気持ちも自分の気持ちも。

何でこんなモヤモヤ、ドキドキするの?

ー…樹音のが欲しいな。

ああ、もう勝手にリフレインするなっ樹音!なんて自分で自分に突っ込みながら、体温の上がった頬を両手で押えて、ひとつの答えを導き出す。

「チョコ、あげてみようかな」

そうすれば、この胸のモヤモヤの答えが見つかるかもしれないから。

だけど、問題なのは…

「手作りチョコなんて無理に決まってるじゃん…」

思わず口に出して呟いた言葉に、思いがけず返事が返ってきた。

「…無理ちゃうで?」

「ほっ、帆乃香、いつからそこにっ!?」

「ごめんな、立ち聞きするつもりやなかったんやけど…」

申し訳なさそうな帆乃香の言葉に、思わず俯いてしまう。

何だか気まずい沈黙。

最初に口を開いたのは帆乃香だった。

「なあ、樹音ちゃん。チョコ一緒に作らへん?」

「えっ」

「悔しいやろ?一磨くん、見返してやろうや!」

「そりゃまあ…、でも、やっぱ樹音には無理だよ」

自信ないよ、料理なんて出来ないもん。失敗してまずいチョコあげるくらいなら、初めからやらない方がいいに決まってる。

「樹音ちゃん、諦めたらあかん、手作りチョコは、味やない、ハートで勝負なんやで!」

「帆乃香…」

「うちもあまり料理は得意やないけどな…頑張って作ったら、きっと、その気持ちは伝わると思うねん。だから、頑張ろ?」

まっすぐ真剣な帆乃香の視線。

…そっか、帆乃香にも想いを伝えたい人がいるんだね。

樹音も頑張ってみようかな、もしかしたら、こんなチャンス二度とないかもしれないから。

「…うん、そっか、そうだよね」

「ほな、決まりやな♪」

ホッとしたように笑う帆乃香、年下なのに、凄くしっかり者で優しい子。

大丈夫!こんな良い子、振るヤツなんてきっといないよ。

そう思いながら、笑顔を返す。

「じゃあさ、樹里亜に教えてもらおうよ、トリュフチョコ、」ほんっとに美味しかったんだから♪」

樹里亜も手作りするって言ってたもんね。

帆乃香も強力な助っ人登場に本当に嬉しそうだ。

樹音と二人じゃ、とんでもないことになりそうだもんね笑

「ほんまに?よっしゃ、善は急げ、や♪早速、樹里亜のとこ行こ!」

時計を見ると、休憩時間は後15分。

善は急げ!帆乃香の言葉通り、樹音達はフージャの楽屋へと急いだ。

NHKの廊下を並んで歩く。

ウキウキするようなドキドキするような…そして、何となく急ぎ足で。

でも、これだけは、言っておかなくちゃ。

「ね、帆乃香」

「なに?樹音ちゃん」

「…ありがとね」

そう言うと、帆乃香は、少し照れたように笑った。

「うち、何もしてへんで?」

ううん、迷っていた樹音の背中を押してくれたのは、帆乃香だったよ。

だから一緒に、ね?

「頑張ろう、ね!」

「…うん!」

まるいほっぺの幸せそうな帆乃香の笑顔に二人とも上手く行く気がして。

あたしたちはフージャの楽屋の扉を開けた。

※※※※※※※※※※※※

…きっと大丈夫。

気持ちを込めて作ったんだもん。

ロマンチックな告白なんて、今更恥ずかしいし…第一そんなの樹音らしくないじゃん?

だからね、精一杯の想いを、このチョコレートに詰め込んだんだ。

ナチュラルカラーのカゴに、グリーンの造花をあしらって、ブルーのペーパーを敷き詰めた中に、カラフルなカップに詰めたトリュフチョコを13個。

セレ部部長らしく、気合いたっぷり、愛情たっぷり…なんてね笑

ねえ、一磨?

誕生日も、バレンタインも…樹音は絶対忘れたりしないよ?

だって、一磨は、樹音にとってトクベツな人だって解ったから。

チョコレートを作りながら、ちゃんとちゃんとわかったんだから。

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手紙~赤色のプレゼント~おまけ

ドリックの部屋を出てから調理室を出るまでの間の話

「うち、ちょっと出かけてくるわ」

ドリックの楽屋を出て急いで調理室に向かった

すると声が聞こえた

「帆乃香~」

「メ…メロディーと瑠璃?!何で、ここにおるん?!そ、そんなことよりあかん!じゃ…うち、もう行くわ!!」

うちは、すぐメロディーと瑠璃達に別れ

その場を去った

しばらく歩いて

「メロディーと瑠璃に捕まったら偉い事になるもんな…」

一息つき、うちは、たまたまあった近くの時計を見た

「あー!!どないしよ~時間ないやんっ…樹音ちゃんと樹里亜、もう、来てるんとちゃうんかな??急がなあかん!!」

約束した時間が迫ってて少し焦りながらも急いで調理室へと向かった

やっと調理室に着いたわ

勢いよく扉を開けた

「はあ~…なんとか逃げ切れた…」

案の定、樹音ちゃんと樹里亜は待っていた

「帆乃香、遅いよっ」

「どうしたの?なんかあった?」

やっぱり樹里亜に言われてしもうた

でも笑顔やった

樹音ちゃんも心配しつつも笑顔やった

なんかええ話してたんかな?

でも それ所やない

「だってな、メロディーと瑠璃に会ったんやから…」

「えっ、瑠璃来てるの?」

「来ちゃったあ♪」

ウソやろ?

瑠璃の後ろには ちゃっかりメロディーがおる

やっぱり着いて来てたんか…

妙な視線はあったような気がしてたのはやっぱり…

「ほらね、やっぱりチョコ作ってた♪」

「やっぱりって?」

「あのね、あま~い匂いがしてたから」

やっぱりメロディーには敵わんわ

ドリック中のお菓子を食べてしまうほどやからな~

「ねえねえ、誰にあげるの?瑠璃も見てていい?」

瑠璃は、いつもそう

必ず見ていてにこにこ笑ってるんやな

「じゃ、はじめるね?」

樹里亜は、ボウルを手に取りチョコ作りが始まった

”手作りチョコは味やない、ハートで勝負なんやで!”

樹音ちゃんに言った言葉

届いてるんかな?

ハートさえあれば大丈夫やって

胸を張ってちゃんと渡せるように

嬉しそうな顔を見るために

うちが月なら

次元は星やから

星型にした

全ての想いを込めて

前から準備していた手紙をこっそり添えた

気付くんかな

気付いたらええな

この思惑が吉と出るか凶と出るかわからへんけど

まあ、次元の事やから気付くんかな?

ほっぺたと同じくらいの赤色のプレゼントに仕上がった

「出来たあ~!」

みんな出来上がった

みんな笑顔や

「メロディーは、、ここで食べてるから、みんなは頑張ってね~」

残ったチョコを幸せそうに食べてるメロディー

いつもドリックにある光景や

食べ過ぎだよって千帆ちゃんに怒られて

ぷすーっとして

そしたら拓巳くんが苦笑いしてて

それに輪をかけてうち達も止めて

でもメロディーは誰に渡すんかな?

瑠璃は予想つくけんども…

樹音ちゃんは一磨くん

樹里亜は誰なんやろう

お花ってことは…

何となく予想が出来た

メロディーは大事そうに1個だけ置いてたんやけど

多分…かもしれなんな

笑顔で見送ってくれた

みんなが成功しますように

そう願いながら調理室を出た

あとがき~玲奈さん

本編

帆乃香視点です。

合同企画なので難しく書かないように努力すればするほど難しくなってしまいました。

今回の反省点です。

内容は凝縮しています。

前半は一磨と樹音を見ている感じですね…☆

後半は渡すシーンです。

帆乃香の熱き想いです。

ラッピングは次元が好きだと言っていた赤色、星にしたのは次元のイメージが強くあるので星の形をしたチョコにしました。

新春歌合戦で歌った「手紙~拝啓十五の君へ~」をモチーフにしてます。

なので、ラストは帆乃香が次元へ充てた手紙を添えています。

淡く、そして暖かく努力して頑張った帆乃香を描き、それを嬉しそうに見る次元。

帆乃香の想いを次元は素直に受け取り、ほっこりと仕上げました。

おまけ

おまけは色々と繋がるように仕上げています。

なので長くなりました。

帆乃香のおまけがいくつか繋がっていきます…☆

  

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Sweet Valentine~おまけ

メロディーと一緒に廊下を歩いてたら、何だか忙しそうな帆乃香ちゃんがいた。

何してるのかな??

「帆乃香~」

メロディーが声を掛けると、帆乃香ちゃんは、ビックリした顔。

「メ…メロディーと瑠璃?!何でここにおるん?!そんなことよりあかん!じゃ…うちもう行くわ!!」

すっごく慌てて、あっという間に走って行っちゃった。

「帆乃香ちゃん、どうしたのかな??」

「ずいぶん急いでたね。」

「何だかチョコの香りがするよ!!」

「行ってみようよ!!」

帆乃香ちゃんを追いかけて、ある部屋の前に着く。

ドアを開けると、帆乃香ちゃんに樹音ちゃんに樹里亜ちゃん。

三人ともびっくりしてる。

「来ちゃったあ♪」

「ほらね、やっぱりチョコ作ってた♪」

「やっぱりって?」

「あのね、あま~い匂いがしてたから」

瑠璃とメロディーは、お菓子大~好きだもんね♪

三人はバレンタインチョコを作るみたい。

「ねえねえ、誰にあげるの?瑠璃も見てていい?」

樹音ちゃんにOK貰ったから、瑠璃とメロディーは隅っこで見てることにした。

チョコを作ってる最中の三人は、幸せそうな顔してた。

まさに、恋する女の子って感じ♪

最後は瑠璃もちょこっとだけ参加して、チョコ作ったの。

だって、幸せそうな三人を見てたら、作りたくなっちゃったんだもん。

「出来たあ~!」

「メロディーは、ここで食べてるから、みんなは頑張ってね~」

チョコに囲まれて嬉しそうなメロディーを残して、みんなで特別なチョコレートを持って調理室を出た。

さあて、あの人は、どこにいるのかな??

あとがき~コウにゃさん~瑠璃視点を書いていただきました。

今回はバレンタインということで、甘々ラブラブなベン瑠璃でした。

似ている凛にちょっぴり嫉妬な瑠璃(笑)

こっちが恥ずかしいくらいにラブラブにしたいました♪

バレンタインですから、いいですよね。

ヨーグルトさん、玲奈さん、ひめさん。

今回も素晴らしい企画に参加出来て、本当に嬉しいです。

これからもよろしくおねがいしますね。

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Sweet Valentine

ベン×瑠璃 瑠璃視点

瑠璃ね、今NHK来てるの。

それでね、ちょっと用があってベンを探しているんだけど………

あ、みいつけた♪

翔太君と瀬南君の間で仲良くお喋りしてる。

あれ??あのツインテールの子って新人の凛って子だよね??

ちょおーっと、ベンに近づきすぎなんじゃないの??

もう、瑠璃はベンのなのに!!

ん??ベンは瑠璃のなのに??

どっちでもいっか。

とにかく、ベンに近づいちゃダメなの!!

走ってベンに後ろから抱き付く。

「ベン、大好きー。」

ベンは、ビックリして倒れそうになっている。

その後ろで、瀬南君は自分のことじゃないのに、顔を真っ赤にしてて、翔太君は呆れ顔。

ちなみに翔太君の両腕には、たっくさんのチョコ。

去年より増えてない??

「完全に2人の世界じゃん。遊ぶ約束忘れてるし。」

「////」

「瀬南、帰るよ。」

翔太君は真っ赤の瀬南君を連れて行った。

凛ちゃんは、目をパチパチしてたけど、すぐにニッコリ笑った。

「瑠璃ちゃんだよね?心配しなくても、凛の王子様いるから。」

凛ちゃんが振り向くと、遠くの方に男の子がいた。

「あ、はい、チョコ。」

チョコレートを渡した凛ちゃんは、とっても嬉しそう。

「ねえ、瑠璃、今日は、どうしたの??」

ベンは顔だけを瑠璃に向けて言った。

「今日は、メロと遊ぶ為にNHK来たの。あとねあとね、ベンにプレゼント。」

ベンから離れて、ずっと手に持っていたプレゼントを渡す。

ハートの入れ物にピンクのリボンを付けたプレゼント。

もちろん、バレンタインのプレゼントなんだから♪

「早く食べて食べて、すっごーく美味しいよ。」

ベンは箱からチョコレートを取り出すと一口。

「うん、美味しい、ありがとう。」

ふふふ……喜んでくれたみたい。

嬉しいな♪

「瑠璃も食べよ。おいしー。やっぱ瑠璃、天才!!」

食べかけのチョコを一口貰っちゃった。

「あ、」

「ん??」

「ベン、ほっぺにチョコ付いてる、美味しそう。」

ほっぺに付いたチョコを指で取って、ぺロリと舐める。

「っ///」

「ふふふ、真っ赤だね♪」

「ちょ、ちょっと瑠璃!!」

ぎゅっと抱き付く。

「瑠璃のこと、好き??」

「うん、好き。瑠璃は??」

「好きー」

ベンも瑠璃もニッコリと笑いあった。

※※※※※※※※

僕ら二人の時間はミルクチョコより甘くて

ビターチョコより濃厚な

とっても甘い甘ーい時間

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世界中の誰よりきっと

一磨×樹音  一磨視点

ーありがとう、樹音。凄く嬉しかったし、美味しかったー

このドキドキは、恋の始まりってヤツなのかもな。

もうすぐ俺の誕生日&バレンタインデー。

今日は収録で、色々やっていた。

そしてお昼休憩。

樹音が、おにぎりを全員分作ってきたらしく、皆でワイワイ食べていた。

俺は樹音と向き合う形で食べていて。

「そういえばさ、もうすぐバレンタインじゃん?裕太から聞いたんだけど、樹里亜のチョコ、美味しかったんだって?いいなー、俺も欲しいなー。」

と、ねだってみた。

「言っとくけど、おにぎりしか作れないし、無理だよ。」

「俺も食べたかったのに。トリュフチョコ…、手作りじゃなくても良いからヨロシク!」

「……」

彼女の無言の意味も知らず、スタジオに戻った。

収録が終わり、楽屋でのんびりしていると、樹音が

「一磨、はい、あげる。」

と、ブルーペーパーで包まれ、グリーンの葉が飾られているカゴを出した。

「??」

中を開けると、そこには、チョコが入っていた。

「手作りだよ、頑張ったんだから//」

と頬を染める彼女。

その顔を見て、自分も耳まで真っ赤になり

はじめて気づくつのる想いを隠し、

「ありがとう。手作りは初めてだからビックリしたけど、嬉しいよ。」

と、お礼を言う。

「どういたしまして。気に入ってくれて良かった。」

と微笑み、優しい女の子の顔つきになった。

その世界中で誰よりきっと果てしないその笑顔は、俺をドキドキさせる魔法。

このドキドキの気持ちをずっと抱きしめていたい

帰り道に食べたチョコは、樹音の優しさが詰まっているような気がした。

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手紙~赤色のプレゼント 後編

次元×帆乃香 帆乃香

手作りチョコを作ろうと決めて

誰に渡そうか悩んでいた

誰にしよう

ふと思った次元や…

去年1個も貰えてないとか言ったもんな…

いっつも頑張ってる次元にしよう

そう決めた

そして当日

調理室を出てうちが向かった先はふれあいホール

入ってみるとすでに次元は待っていてくれた

「次元ー!遅うなってごめん」

「ううん、そんなに待ってないよ?さっき来たから」

次元は椅子に座って待っていてくれた

うちは慌てて取り出した

「あんな、これバレンタインチョコ!次元の為にな頑張って作ったんやで」

「バレンタインチョコ?ほんとに?わー帆乃香ありがとう!!」

次元は嬉しそうにうちのチョコを受け取ってくれた

ラッピングは赤に統一した

リボンももちろん赤

好きな色は赤やって言ってたからこの色を選んだ

「早速リボンを開けて…」

「ここで食べるん?」

「だってお腹すいたから…」

「ふれあいホールって飲食禁止だから、ここを出て別な場所に行こうや」

「そうだね」

ふれあいホールを出て休憩室に場所を移した

「ここなら良いよね!そしたらリボンを開けてっと…」

「でな、手作りチョコなんよ」

「手作りチョコ?!凄い!」

星の形をしたチョコが12個

次元ってやっぱり星って感じやから

12個は年の数だけ作ったんや

目を閉じて両手を握り締めて祈った

女神様どうかうちに微笑んで!

「美味しい!!」

「よっしゃ~!キター!」

「そんなに力入れなくても…」

「だってな嬉しいんやもん!!」

嬉しくて嬉しくてしかたがなかった

次元の満面の笑みが見れたんやで?

こんなに嬉しい事はあらへんやん

「でもな、気になる事があるんよ」

「気になる事?」

「あのふたり!」

「大丈夫じゃない?」

「え?なんでなん?」

「僕はそう思うよ」

「自信あるんやな」

「ふたりとも、帆乃香の笑顔に何度も助けられてると思うからね」

次元は頬張りながらそうやってにこにこしていた

そうなんかな?ようわからんかった

「帆乃香、手紙もありがとう」

「いつ気付いたん?」

「ふれあいホールに入った時からなんとなく渡すんだろうって思ってた」

うちの思惑はバレバレやったんか

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

拝啓次元様

ハッピーバレンタイン♪

一緒に信じて隣で歩めて

うちは幸せや

次元の声を信じて歩いてきた

次元の夢はうちの夢

これからもうちに笑顔を見せてな

この手紙読んでいる次元が

世界で一番幸せな事願います

帆乃香より

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆★

悲しさも寂しさも苦しさも悔しさも

嬉しさもあの涙もどんな時も

”練習すれば必ず出来る”

それを教えてくれたのは紛れもなく

あなたでした

せやから手作りチョコと一緒に手紙を添えました

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手紙~赤色のプレゼント 前編

次元×帆乃香  帆乃香

どんな時もそばにいてくれる

いつもうち達を引っ張るあなたのために

心を込めて手作りチョコと一緒に

手紙を添えました

バレンタイン前の話

ある部屋を覗いたら

話し声が聞こえた

誰やろ?

一磨くんと樹音ちゃんや

何の話をしているんやろ

立ち聞きは悪いなと思いつつ

聞いてしもうた

「もうすぐバレンタインじゃん?」

バレンタイン?

「手作りチョコとか、やっぱいいよなあ~」

「ええ~言っとくけど樹音、無理だからね!おにぎりしか作れないから!」

手作りチョコか…

うちも作りたいな

ハートがたくさんこもった

そんな手作りチョコを

「だよな。あ~あ、でも樹里亜のトリュフチョコ、俺も食べたかったな~」

「……」

「ま、手作りじゃなくてもいいや。チョコよろしくな!」

一磨くんが去って樹音ちゃんは黙ったままや

そうや樹音ちゃんとやったらもっと頑張るやないろうか

よしっ…

「手作りチョコなんて、無理に決まってるじゃん…」

「…無理ちゃうで?」

「ほっ、帆乃香!いつからそこにっ!?」

「ごめんな、立ち聞きするつもりやなかったんやけど…」

「……」

立ち聞きは悪かったって思う

でも樹音ちゃんをこのままにしたくないんや

どうしたら…手作り…そうや

「なあ、樹音ちゃん。チョコ、一緒に作らへん?」

「えっ」

「悔しいやろ?一磨くん見返してやろうや!」

一磨くんを見返すんや

「そりゃまあ…でも、やっぱ樹音には無理だよ」

「樹音ちゃん、諦めたらあかん!手作りチョコは味やない、ハートで勝負なんやで!」

「帆乃香…」

「うちもあんまり料理は得意やないけどな…頑張って作ったら、きっとその気持ちは伝わると思うねん。だから頑張ろ?」

行動せんよりは動かな意味はない

叶えるのは自分やから

「…うん、そっか。そうだよね」

「ほな、決まりやな♪」

苦手でもなやれば出来るねん

あん時もそうやった

「じゃあさ、樹里亜に教えてもらおうよ!樹里亜のトリュフチョコ、ほんっとに美味しかったんだから♪」

樹里亜がトリュフチョコを?

はよ、樹里亜の所に行かんと

「ほんまに?よっしゃ、ほな善は急げ、や♪早速、樹里亜のとこ行こ!」

樹音ちゃんと一緒にフージャの部屋へ向かった

「ね、帆乃香」

「なに?樹音ちゃん」

「…ありがとね」

「うち何もしてへんで?」

「頑張ろう、ね!」

「…うん!」

うちはただ諦めてほしくないだけ

かけがえのない今やから

せやから

うちは何も出来へんって思いたくなった

フージャの部屋に着いた樹音ちゃんとうち

樹里亜に色々教えてもらい

チョコの型やラッピングを用意する事にした

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手紙~赤色のプレゼント 後編

次元×帆乃香 次元視点

星の形をしたチョコが12個

甘い香りと味に口の中が

とろけた

「美味しい!」

「よっしゃー!キター!」

「そんなに力入れなくても…」

「だってな、嬉しいんやもん」

僕も嬉しいよ

自分が手作りチョコ貰う

なんて夢みたいだった

相手が相手なだけに

何倍も笑顔になった

帆乃香は2人について

聞いてきたけど

もう気づいてるよ

2人なら

隠しててもバレバレ

最年長同士だからね

お互いちょっと

似た者同士

「帆乃香、手紙もありがとう。」

「いつ、気づいたん?」

ホールに入る前

手紙らしきものを見付け

後でお礼言う為

気づかないフリをした

だって先に言ったら

帆乃香がちょっと…ね

僕にとって世界で一番幸せな事

それは帆乃香という可愛い子に

出会えた事なんだ

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手紙~赤色のプレゼント 前編

今日のプレゼントは淡い期待をしてもいいかな

手作りって初めてでドキドキした

てっきり遼や一磨くんに

あげるものだと思っていた

負けず嫌いで努力家

年下の子や新人の子に

お姉さんぽく時に親身に

話を聞いたりアドバイスする

そんな姿にちょっとヤキモチをやく

自分が居る事に気づいたのは

いつからだろうか

聖斗くんとじゃれあってたら帆乃香に

ふれあいホールに来てなと言われ

先に帰っていいよと聖斗くんにいって

場所へ向かう

チョコでもくれるのかな

ちょっと期待

「次元ー!遅うなってごめん。」

「ううん、そんなに待ってないよ?さっき来たから。」

僕は椅子に座って言う

彼女が何かガサゴソし始めた

「あんな、これ、バレンタインチョコ!次元の為にな頑張って作ったんやで。」

と赤色の箱に赤色のリボンで包んである

僕の大好きな赤色

「バレンタインチョコ?ほんとに?わー、帆乃香ありがとう!!」

早くチョコ食べたい僕は

「早速リボンを開けて…」

と言うとここは飲食禁止だから休憩所へ

行こうと言われた

「そうだね。」

休憩所へ移る

「ここなら良いよね!そしたらリボンを開けてっと…」

「でな、手作りチョコなんよ」

「手作りチョコ?!凄い!」

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Sweet Valentine

ベン×瑠璃 ベン視点

今日は思いがけないサプライズが2つもあった。

可愛らしくて、ちょっと小悪魔なあの子と再会&プレゼントを貰った。

恥ずかしいセリフも堂々と言えるあの子。

何故か男子も女子もソワソワしていた。

ーそっか、今日ってバレンタインか。ま、関係ないからいいやー

そう思って、翔太と瀬南と遊ぶ為、呼びに行った。

丁度2人が出て来たから、何処で遊ぶか廊下に出て話していた。

すると、前から凛の呼ぶ声がしたので立ち止まった。

「ベン、去年戦士だった瑠璃ちゃんてどんな子?羅夢ちゃんが凛に似てるって。」

懐かしい子の名が出てビックリした。

でも、凛によく似てる事や、皆に可愛がられてた事を話す。

そして、後ろから懐かしい足音と声が聞こえた。

「ベン、ほら、早く瑠璃ちゃんのとこ、行きなよ。」

とグイグイと凛に押される。

「ベーン、ダイスキー。」

と僕に抱きつく。危うく転ぶ所だった。

「瑠璃ちゃんだよね?心配しなくても、凛、王子様いるから。」

と言い、彼女が後ろを振り向くと、凛の王子様が居た。

「あっ……、ハイ、チョコ。」

と嬉しそうに渡して、僕達を後にした。

「ねえ、瑠璃、今日はどうしたの?」

と尋ねる。

「今日は、めろと遊ぶ為にNHK来たの。後ね後ね、ベンに、プレゼントw」

と言って、ハートの入れ物にピンクのリボンがついた箱を渡された。

「ありがとう。嬉しい。」

と受け取る。

「早く食べて食べて。すっごーく美味しいよ!」

と言うので、早速開けて食べる。

「うん、美味しい。ありがとう。」

「るりも食べよ、美味しい。やっぱ瑠璃、天才~。」

ーチョコ作り、いいとこどりしたのかなー

と思いつつも、口には出さなかった。

瑠璃から貰ったチョコが本当に美味しかったから。

「あ、ベン、ほっぺにチョコ付いてる。おいしそう。」

と僕のほっぺに付いてるチョコを指で取り、満足そうな顔で食べた。

「///。」

そして、僕に抱きついて、甘い声でスキを言い続けた。

2人だけの甘い甘い時間。

        おまけ

「完全に2人の世界じゃん。遊ぶ約束忘れてるし。」

と呆れ顔の翔太。

「///」

瀬南は、全身真っ赤。

「ほら、瀬南、帰るよ。」

と彼の手を取り、楽屋へ帰り支度を始めた。

僕にもトクベツなチョコが来るなんて思いもしなかった。

外へ出た時、スタジオから出てきたあの子が頬を紅くしながら

「はい、プレゼント。」

と言い、足早に去っていった。

「そのチョコ、トクベツなんだから、大事に食べてよね!」

いつ、こっちへ来たのか、ベンと瑠璃が手を繋ぎながら

瑠璃に言われた。

ー大事にするよ、トクベツなあの子から貰ったからー

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